第38回東京国際映画祭ユース部門の鑑賞ワークショップ「
TIFFティーンズ・シネクラブ2026」が11月1日に行われ、本プログラムにシネクラブ部員として参加した俳優の岸井ゆきの、一般社団法人こども映画教室(R)の土肥悦子氏、そして過去に「TIFFティーンズ映画教室」で映画制作を経験した高校生たちが参加した。
若い映画ファン・映像作家の創出を目的に設立されたユース部門の特別企画として実施されている「TIFFティーンズ映画教室」は、プロの映画監督やスタッフとともに、本格的な映画づくりに挑戦するワークショップで、今年で開催10周年を迎える。
そして昨年からは「TIFFティーンズ映画教室」で映画制作を経験した学生が、シネクラブ部員とともに映画祭上映作品を鑑賞し、作品について自由に語り合う鑑賞ワークショップ「TIFFティーンズ・シネクラブ」が行われている。映画を「つくる」経験と「観る・語る」経験をつなげ、より深く映画を体験することを目的としている。
今回、参加者が鑑賞することになったのは、本映画祭ユース部門作品となるギリシャ、ドイツ、フランスの合作映画『
ジョーの一日:フェドラ編』。2008年にギリシャのアテネで、15歳の少年が警察官に射殺された事件から着想を得た作品で、ありふれた日常を形而上学的に捉え、魂や精神をも提示することに挑んだ野心作となっている。
ワークショップ開始直前に報道陣の取材に応じた岸井は、「高校生の皆さんとこうやって一緒に映画について話す機会ははじめてなので、自分が思った以上に緊張していて、ドキドキしています」と緊張の面持ち。シネクラブ部員として、高校生たちと対等な立場として参加することに「もし講師という形で呼ばれる、ということなら、わたしは違うんじゃないかと思ったんですけど、あくまでも部員として一緒にお話しし、映画について語り合おうということだったので。それなら私も映画ファンなので、年代を問わず映画が好きという気持ちを共有できたらいいなと思い、参加させていただくことになりました」とコメントすると、「わたしにとっても挑戦になります」と意気込んだ。
また、課題となった『ジョーの一日:フェドラ編』についても、「本当に変わった映画。神秘的でもあるし、全然セオリー通りじゃない。すごく抽象的な作品なので、観る人によって思うことも違ってくると思う。なので、皆さんからどんな言葉が出てくるのか、そこも楽しみにしています」と意気込んだ。
ワークショップがスタートすると、自分の思考を整理するべく「映画を構成している成分って何だろう?」というテーマをもとに、部員たちが頭に浮かんだ言葉をふせんに書き記していった。そしてそれをボードに貼り付けていくと、そこで挙げられた「水」「肌」「呼吸」「空洞」「死」「交信」「亀」といったキーワードをそれぞれに吟味し、いくつかのグループに仕分けていく。
時にはそのキーワードについて「それは具体的にどのシーンで感じた?」という質問を投げられるなどして、それらをもとに映画の内容を深掘りしていき、自分の感情を言語化していった。この日行われたワークショップの活動結果は、11月3日にTOHOシネマズ シャンテで開催予定の「TIFFティーンズ映画教室 10周年記念/TIFFティーンズ・シネクラブ2026報告会」の場で発表予定となっている。
第38回東京国際映画祭ユース部門の鑑賞ワークショップ「
TIFFティーンズ・シネクラブ2026」が11月1日に行われ、本プログラムにシネクラブ部員として参加した俳優の岸井ゆきの、一般社団法人こども映画教室(R)の土肥悦子氏、そして過去に「TIFFティーンズ映画教室」で映画制作を経験した高校生たちが参加した。
若い映画ファン・映像作家の創出を目的に設立されたユース部門の特別企画として実施されている「TIFFティーンズ映画教室」は、プロの映画監督やスタッフとともに、本格的な映画づくりに挑戦するワークショップで、今年で開催10周年を迎える。
そして昨年からは「TIFFティーンズ映画教室」で映画制作を経験した学生が、シネクラブ部員とともに映画祭上映作品を鑑賞し、作品について自由に語り合う鑑賞ワークショップ「TIFFティーンズ・シネクラブ」が行われている。映画を「つくる」経験と「観る・語る」経験をつなげ、より深く映画を体験することを目的としている。
今回、参加者が鑑賞することになったのは、本映画祭ユース部門作品となるギリシャ、ドイツ、フランスの合作映画『
ジョーの一日:フェドラ編』。2008年にギリシャのアテネで、15歳の少年が警察官に射殺された事件から着想を得た作品で、ありふれた日常を形而上学的に捉え、魂や精神をも提示することに挑んだ野心作となっている。
ワークショップ開始直前に報道陣の取材に応じた岸井は、「高校生の皆さんとこうやって一緒に映画について話す機会ははじめてなので、自分が思った以上に緊張していて、ドキドキしています」と緊張の面持ち。シネクラブ部員として、高校生たちと対等な立場として参加することに「もし講師という形で呼ばれる、ということなら、わたしは違うんじゃないかと思ったんですけど、あくまでも部員として一緒にお話しし、映画について語り合おうということだったので。それなら私も映画ファンなので、年代を問わず映画が好きという気持ちを共有できたらいいなと思い、参加させていただくことになりました」とコメントすると、「わたしにとっても挑戦になります」と意気込んだ。
また、課題となった『ジョーの一日:フェドラ編』についても、「本当に変わった映画。神秘的でもあるし、全然セオリー通りじゃない。すごく抽象的な作品なので、観る人によって思うことも違ってくると思う。なので、皆さんからどんな言葉が出てくるのか、そこも楽しみにしています」と意気込んだ。
ワークショップがスタートすると、自分の思考を整理するべく「映画を構成している成分って何だろう?」というテーマをもとに、部員たちが頭に浮かんだ言葉をふせんに書き記していった。そしてそれをボードに貼り付けていくと、そこで挙げられた「水」「肌」「呼吸」「空洞」「死」「交信」「亀」といったキーワードをそれぞれに吟味し、いくつかのグループに仕分けていく。
時にはそのキーワードについて「それは具体的にどのシーンで感じた?」という質問を投げられるなどして、それらをもとに映画の内容を深掘りしていき、自分の感情を言語化していった。この日行われたワークショップの活動結果は、11月3日にTOHOシネマズ シャンテで開催予定の「TIFFティーンズ映画教室 10周年記念/TIFFティーンズ・シネクラブ2026報告会」の場で発表予定となっている。