第39回東京国際映画祭のコンペティション部門に正式出品されている『
妖怪、化物をひろう』が10月28日、東京・有楽町のヒューリックホール東京で公式上映。池田暁監督をはじめ、主演を務める余貴美子、共演するオダギリジョーが上映後のQ&Aに出席した。
1996年にロシアで起きた実際の出来事に着想を得た寓話タッチのヒューマンドラマ。孤独な老婦人タエは、雑木林の中で見つけた奇妙な赤ん坊をハルと名付けて育て始めるが、町の人々は赤ん坊を“化物”と呼んで気味悪がり、やがてタエは家を追われてしまう。
老婦人のタエを演じた余は「“妖怪”ばばあを演じました」と挨拶。撮影に使用されたハルのパペットを抱きながらの登壇で、「今日はハルちゃん、一張羅の着物を着ています」と愛すべき“化物”赤ちゃんを観客に紹介していた。
そんな余は「最初はなんじゃこりゃと思ったんですけど、だんだんと可愛くなって」と共演したハルに目を細める。現場では誰よりも丁重に扱われていたといい「ハルちゃんが一番の大御所。私なんておざなりにされて、ちょっとやきもちを焼くくらい。ポスターもハルちゃんがアップですし(笑)」と本音も明かした。
生真面目な警官・小宮役のオダギリは、プロデューサーとしても参加。池田監督の作品について「小津映画とジブリが混ざりあったような映像体験。いまの時代、こういう作品をつくるのは難しいんです」と評し、「お金集めをしたわけではないですが、この稀有な才能を、世の中に広められるなら、プロデューサーとして僕を利用してもらえればと思った」と経緯を振り返った。
映画は台湾の離島・金門島で全面ロケを敢行。池田監督は「架空の場所、架空の時代を描きたいと思った」と金門島を選んだ理由を説明。ハルのパペットについては「頭と体がそれぞれ5~6体。この子が8割くらい登場している」と余の膝に乗るハルに視線を注いだ。
第39回東京国際映画祭は11月4日まで、日比谷・有楽町・丸の内・銀座地区で開催。最終日には、コンペティション部門をはじめ、各賞の受賞結果が発表される。
第39回東京国際映画祭のコンペティション部門に正式出品されている『
妖怪、化物をひろう』が10月28日、東京・有楽町のヒューリックホール東京で公式上映。池田暁監督をはじめ、主演を務める余貴美子、共演するオダギリジョーが上映後のQ&Aに出席した。
1996年にロシアで起きた実際の出来事に着想を得た寓話タッチのヒューマンドラマ。孤独な老婦人タエは、雑木林の中で見つけた奇妙な赤ん坊をハルと名付けて育て始めるが、町の人々は赤ん坊を“化物”と呼んで気味悪がり、やがてタエは家を追われてしまう。
老婦人のタエを演じた余は「“妖怪”ばばあを演じました」と挨拶。撮影に使用されたハルのパペットを抱きながらの登壇で、「今日はハルちゃん、一張羅の着物を着ています」と愛すべき“化物”赤ちゃんを観客に紹介していた。
そんな余は「最初はなんじゃこりゃと思ったんですけど、だんだんと可愛くなって」と共演したハルに目を細める。現場では誰よりも丁重に扱われていたといい「ハルちゃんが一番の大御所。私なんておざなりにされて、ちょっとやきもちを焼くくらい。ポスターもハルちゃんがアップですし(笑)」と本音も明かした。
生真面目な警官・小宮役のオダギリは、プロデューサーとしても参加。池田監督の作品について「小津映画とジブリが混ざりあったような映像体験。いまの時代、こういう作品をつくるのは難しいんです」と評し、「お金集めをしたわけではないですが、この稀有な才能を、世の中に広められるなら、プロデューサーとして僕を利用してもらえればと思った」と経緯を振り返った。
映画は台湾の離島・金門島で全面ロケを敢行。池田監督は「架空の場所、架空の時代を描きたいと思った」と金門島を選んだ理由を説明。ハルのパペットについては「頭と体がそれぞれ5~6体。この子が8割くらい登場している」と余の膝に乗るハルに視線を注いだ。
第39回東京国際映画祭は11月4日まで、日比谷・有楽町・丸の内・銀座地区で開催。最終日には、コンペティション部門をはじめ、各賞の受賞結果が発表される。