第39回東京国際映画祭「ガラ・セレクション」出品作品『
劇場版 虎に翼』のQ&Aが11月2日、TOHOシネマズ日比谷で開催され、メガホンをとった梛川善郎監督が登壇した。
本作は、2024年に放送されたNHK連続テレビ小説「虎に翼」の完全オリジナルストーリーで綴る劇場版。ドラマでも人気のあった明律大女子部時代の語られなかったエピソードと、現代に繋がる寅子の“最後の事件”が、時代をまたぐ壮大なスケールで描かれる。
大きな拍手で迎えられた梛川監督は「皆様が今どんな感想をお持ちなのか、ドキドキです。良いも悪いも含めて気になります」と語ると「今回の上映を皮切りに、たくさんの方にこの映画をご覧いただきたいです」と笑顔を見せる。
連続テレビ小説として放送中から、質の高さが評判になっていた本作。梛川監督は「皆さんが何か言いたくてモヤモヤしたり、言語化できなかったりする気持ちや声を、(伊藤沙莉演じる)寅ちゃんが見えるように届けようと奮闘する姿が、言葉にならない気持ちを抱えている人たちに支持されたのかもしれません」と要因を分析する。
また梛川監督は「人間が生きていくときに「問題がある」という、その問題について語るということよりも、その問題に自分が対峙した時、その時に失敗したり成功することもあるだろうけれど、その人間の心とちゃんと向き合わなきゃいけないということだけはずっと意識して作っていました」と大切にしていたことを明かす。
この日、劇場版の主題歌が米津玄師の書き下ろしによる新曲「こんにちはごきげんよう!」になることが発表された。観客から「どんなことをオーダーしたのか?」と聞かれると、「今回は特にないです」と回答。その理由について「ドラマの時はまだ出来上がった映像をご覧になれない段階で作っていただくことだったので、いろいろお話をさせていただいて、米津さんがあの曲に辿り着いてくれたという経緯がありました。ですが今回は一度その経験を経ていることと、ある程度出来上がった映像をお渡しできたので、それ以上何も言う必要はなかったんです」と説明していた。
劇場版でも「憲法第14条」が度々登場することに関して問われると、「戦前に法律を学んでいらっしゃった女性の方たちが色々な手記や資料を書いていらっしゃるんです。その中で共通していたのが、憲法第14条を読んだとき「本当に世界が開けた」と感じたということでした。この作品が「誰かの窓を開くものになってほしいな」という気持ちから、映画にもたくさん出てきます」と語っていた。
第39回東京国際映画祭「ガラ・セレクション」出品作品『
劇場版 虎に翼』のQ&Aが11月2日、TOHOシネマズ日比谷で開催され、メガホンをとった梛川善郎監督が登壇した。
本作は、2024年に放送されたNHK連続テレビ小説「虎に翼」の完全オリジナルストーリーで綴る劇場版。ドラマでも人気のあった明律大女子部時代の語られなかったエピソードと、現代に繋がる寅子の“最後の事件”が、時代をまたぐ壮大なスケールで描かれる。
大きな拍手で迎えられた梛川監督は「皆様が今どんな感想をお持ちなのか、ドキドキです。良いも悪いも含めて気になります」と語ると「今回の上映を皮切りに、たくさんの方にこの映画をご覧いただきたいです」と笑顔を見せる。
連続テレビ小説として放送中から、質の高さが評判になっていた本作。梛川監督は「皆さんが何か言いたくてモヤモヤしたり、言語化できなかったりする気持ちや声を、(伊藤沙莉演じる)寅ちゃんが見えるように届けようと奮闘する姿が、言葉にならない気持ちを抱えている人たちに支持されたのかもしれません」と要因を分析する。
また梛川監督は「人間が生きていくときに「問題がある」という、その問題について語るということよりも、その問題に自分が対峙した時、その時に失敗したり成功することもあるだろうけれど、その人間の心とちゃんと向き合わなきゃいけないということだけはずっと意識して作っていました」と大切にしていたことを明かす。
この日、劇場版の主題歌が米津玄師の書き下ろしによる新曲「こんにちはごきげんよう!」になることが発表された。観客から「どんなことをオーダーしたのか?」と聞かれると、「今回は特にないです」と回答。その理由について「ドラマの時はまだ出来上がった映像をご覧になれない段階で作っていただくことだったので、いろいろお話をさせていただいて、米津さんがあの曲に辿り着いてくれたという経緯がありました。ですが今回は一度その経験を経ていることと、ある程度出来上がった映像をお渡しできたので、それ以上何も言う必要はなかったんです」と説明していた。
劇場版でも「憲法第14条」が度々登場することに関して問われると、「戦前に法律を学んでいらっしゃった女性の方たちが色々な手記や資料を書いていらっしゃるんです。その中で共通していたのが、憲法第14条を読んだとき「本当に世界が開けた」と感じたということでした。この作品が「誰かの窓を開くものになってほしいな」という気持ちから、映画にもたくさん出てきます」と語っていた。