10月29日(木)に、アカデミー賞®を主催する映画芸術科学アカデミーよりCEOのビル・クレイマー氏、東宝株式会社代表取締役社長の松岡宏泰氏を迎えた特別企画「アカデミー・イン・東京:スペシャルトーク」を開催いたしました。

©2026 TIFF
本イベントでは、世界の映画産業が大きく変革する中、東京国際映画祭フェスティバル・ディレクターの久松猛朗を司会に、「映画産業を取り巻くグローバルな環境」「劇場公開と配信の共存」などをテーマに世界の映画産業が大きく変革する中、日本を代表する総合エンターテインメント企業である、東宝株式会社代表取締役社長の松岡宏泰氏とアカデミーのCEOビル・クレイマー氏のトップ対談が実現し、グローバルな映画の未来についてディスカッションをしました。
スペシャルトークの一部を抜粋してお届けします。
世界の興行収入について
ビル・クレイマー氏:
映画館への観客が戻りつつあり、とりわけミレニアル世代やZ世代が劇場体験の価値を再発見しています。パンデミックやストライキによる落ち込みを乗り越え、興行収入は回復基調にあり、今後のさらなる成長が期待されています。
松岡宏泰氏:
日本の映画業界が好調を取り戻している背景には、『国宝』のようなヒット作だけでなく、コロナ禍に業界全体が映画館の灯を絶やさないよう取り組んできた積み重ねがあります。劇場の安全性を訴求し、名作上映やスタジオジブリ作品の再上映、『鬼滅の刃』の記録的ヒットなどを通じて観客とのつながりを維持してきました。その結果、現在の興行収入回復につながっており、今年は『鬼滅の刃』や『国宝』級の特大ヒットがなくても歴代上位に入る興行成績が見込まれています。課題は残るものの、日本映画界は健全な状態に戻りつつあるといえるでしょう。
アジアのマーケットについて
ビル・クレイマー氏:
アジアは世界の映画興行収入の約40%を占める極めて重要な市場であり、映画業界にとってもアカデミーにとっても欠かせない存在となっています。その重要性から、アカデミーは東京国際映画祭への参加をはじめ、アジアとの関係強化を進めています。映画の輸出入の両面においてアジアの影響力は大きく、映画制作者も作品づくりの段階からアジア市場を意識しています。それは特定の市場向け作品に限らず、多くの作品に共通する視点となっています。アジアは今や世界の映画産業を支える中心的なマーケットの一つなのです。
10月29日(木)に、アカデミー賞®を主催する映画芸術科学アカデミーよりCEOのビル・クレイマー氏、東宝株式会社代表取締役社長の松岡宏泰氏を迎えた特別企画「アカデミー・イン・東京:スペシャルトーク」を開催いたしました。

©2026 TIFF
本イベントでは、世界の映画産業が大きく変革する中、東京国際映画祭フェスティバル・ディレクターの久松猛朗を司会に、「映画産業を取り巻くグローバルな環境」「劇場公開と配信の共存」などをテーマに世界の映画産業が大きく変革する中、日本を代表する総合エンターテインメント企業である、東宝株式会社代表取締役社長の松岡宏泰氏とアカデミーのCEOビル・クレイマー氏のトップ対談が実現し、グローバルな映画の未来についてディスカッションをしました。
スペシャルトークの一部を抜粋してお届けします。
世界の興行収入について
ビル・クレイマー氏:
映画館への観客が戻りつつあり、とりわけミレニアル世代やZ世代が劇場体験の価値を再発見しています。パンデミックやストライキによる落ち込みを乗り越え、興行収入は回復基調にあり、今後のさらなる成長が期待されています。
松岡宏泰氏:
日本の映画業界が好調を取り戻している背景には、『国宝』のようなヒット作だけでなく、コロナ禍に業界全体が映画館の灯を絶やさないよう取り組んできた積み重ねがあります。劇場の安全性を訴求し、名作上映やスタジオジブリ作品の再上映、『鬼滅の刃』の記録的ヒットなどを通じて観客とのつながりを維持してきました。その結果、現在の興行収入回復につながっており、今年は『鬼滅の刃』や『国宝』級の特大ヒットがなくても歴代上位に入る興行成績が見込まれています。課題は残るものの、日本映画界は健全な状態に戻りつつあるといえるでしょう。
アジアのマーケットについて
ビル・クレイマー氏:
アジアは世界の映画興行収入の約40%を占める極めて重要な市場であり、映画業界にとってもアカデミーにとっても欠かせない存在となっています。その重要性から、アカデミーは東京国際映画祭への参加をはじめ、アジアとの関係強化を進めています。映画の輸出入の両面においてアジアの影響力は大きく、映画制作者も作品づくりの段階からアジア市場を意識しています。それは特定の市場向け作品に限らず、多くの作品に共通する視点となっています。アジアは今や世界の映画産業を支える中心的なマーケットの一つなのです。