第39回東京国際映画祭のコンペティション部門審査員記者会見が10月27日、東京・日比谷のTOHOシネマズ シャンテで行われ、審査委員長のロルフ・デ・ヒーア(脚本家・映画監督・プロデューサー)、そして審査委員のアレックス・ロー(プロデューサー)、オ・ジョンワン(プロデューサー)、渡辺真起子(俳優)、ヨブ・ムーア(カラリスト)が出席した。
今回、東京国際映画祭に参加することになった心境について問われたデ・ヒーアは「大変うれしく思いました」と笑顔を見せると、「もともとは自分がつくった作品を上映するために、4日ほど日本にくるという話をいただいていたんですが、ただこれだけ長距離の移動は大変なことで。決断でしたが、審査員で来てもらいたいというお話をいただいたことで、私の問題は解決しました。わたしが一番好きなのは、座席に座ってたくさんの映画を鑑賞することですし、このような興味深い、面白くすばらしい方々とご一緒できるということで、大変うれしく思いました」と挨拶した。
オも「実はTIFFで審査員を務めるのは2度目なんですが、もっと日本映画を拝見したいという思いがありまして。この数年間、ちょっと日本映画(のトレンド)に追いついていないところがあったんです。もちろん、今回はインターナショナルのコンペということですが、いろいろな映画を楽しみたいと思います。また先ほど、審査委員長のデ・ヒーアさんがおっしゃったように、映画館で作品を見ることが大好きなので、それができることもうれしいですし、わたし自身、日本食が大好きです。昨日は雨でしたが、またこの10月の気候を楽しみたい」と意気込む。
さらにムーアも「今回のお話をいただいて、大変に驚きました。カラリストとして、この映画祭の審査員としてご招待いただくことは、とてもまれなことだと思っています。わたしは東京で暮らすようになってから、2年ほど経過しているんですけれども、本当にすてきなサプライズでした。またわたしと同じような仕事をしている方にとっても、この映画祭の場に、わたしが審査員として立てること。とても誇りに思っております」とほほ笑んだ。
また、渡辺は「普段はあっちに行ったり、こっちに行ったりしながら、自分が参加する作品の撮影に飛び回ったりしているわけですが、そうすると、大好きだった映画館に行く時間がなくなってしまって。もちろん忙しいことは大事なことなんですが、映画館に行きたいな、ということを考えたりしています。だから今回はたっぷり。15本の作品を拝見して、余力があれば、ほかの部門の作品も拝見できるということにワクワクしながら。その間に審査を進めていくことになるわけですが、できるだけ誠実に魅力のある作品たちと出合いたいなと思いますし、わたしが今年関わった作品が、今後、映画祭が終わったあとに、またどこで上映されるのか、どんな方と出会っていくのかなと未来を楽しみにしています。でも……やっぱり緊張しますよね。がんばります」と語った。
ローも「私も今回、この話をいただいて、とてもワクワクしています。先ほど、皆さんがおっしゃったことに同意するわけですが。この映画祭の期間中、ずっと映画を鑑賞できるということ。今の時代というのは、独創的なオリジナルなストーリーテリングのたまものであると思います。それを楽しみたいと思いますし、この10日間を、本当にこのすばらしい人たちと一緒に楽しみたいと思います」と意気込んだ。
東京国際映画祭が、今年から国際映画製作者連盟により世界トップクラスの影響力を持つ「A フェスティバル」に認定されたことについて質問を受けたデ・ヒーアは「東京に関しては、この映画祭に関わっていらっしゃる方、参加される方は、常にAクラスであったと感じられている方は多かったと思います。だから正式にAフェスティバルに任命されたといってもそれほど違いはないと思いますが。ただ正式にカテゴリーがつけられることによって、映画祭で入手可能な作品、映画の品質に関わってくると思いますので。そういう意味では、公式にカテゴリー化されたのはいいことだと思いますが、今までずっとこの映画祭がそのレベルだったと思っています」と語った。
また昨日は、大雨の中でのレッドカーペットイベントとなったが、審査員からも口々に「昨日の濡れたレッドカーペット」「雨の中、がんばって働いているスタッフ」について口々に語られるなど、その印象は強かったようだ。
第39回東京国際映画祭は11月4日まで、日比谷・有楽町・丸の内・銀座地区で開催。
<コンペティション>(全15本)
『
妖怪、化物をひろう』(台湾、日本/池田暁監督)
『
問題だらけの花嫁』(フランス、バングラデシュ、ポルトガル、ノルウェー、ドイツ/ルバイヤット・ホセイン監督)
『
ふたつの自由』(チリ、アルゼンチン、ルクセンブルク、ドイツ、イギリス/リサンドロ・アロンソ監督)
『
地獄が来たとしても』(イタリア/サムエレ・ロッシ監督)
『
腹喜(フーシー) 四つの饗宴奇譚』(香港、台湾、日本、サウジアラビア、カタール/チウ・ジョンジョン監督)
『
ヘイゼル85』(ベルギー、オランダ、ドイツ/テオドラ・アナ・ミハイ監督)
『
過怠』(日本/山本英監督)
『
魔法の星図』(シンガポール/スン・シュン監督)
『
獄中の記憶』(ポルトガル/セルジオ・グラシアーノ監督)
『
ふたりを結ぶ夜』(フランス、香港/ワン・ジャンヨン監督)
『
夜明け前の赤』(インドネシア/ガリン・ヌグロホ監督)
『
妹兄とマンホールの蓋』(北マケドニア、ブルガリア、セルビア、アルバニア、イタリア、イギリス/ミルチョ・マンチェフスキ監督)
『
木々は見ている』(トルコ/バフマン・ゴバディ監督)
『
男ともだち』(日本/三島有紀子監督)
『
今日が終わるまで』(セルビア、ブルガリア、スロベニア、モンテネグロ、クロアチア、ドイツ/イェレナ・マクシモヴィッチ監督)
第39回東京国際映画祭のコンペティション部門審査員記者会見が10月27日、東京・日比谷のTOHOシネマズ シャンテで行われ、審査委員長のロルフ・デ・ヒーア(脚本家・映画監督・プロデューサー)、そして審査委員のアレックス・ロー(プロデューサー)、オ・ジョンワン(プロデューサー)、渡辺真起子(俳優)、ヨブ・ムーア(カラリスト)が出席した。
今回、東京国際映画祭に参加することになった心境について問われたデ・ヒーアは「大変うれしく思いました」と笑顔を見せると、「もともとは自分がつくった作品を上映するために、4日ほど日本にくるという話をいただいていたんですが、ただこれだけ長距離の移動は大変なことで。決断でしたが、審査員で来てもらいたいというお話をいただいたことで、私の問題は解決しました。わたしが一番好きなのは、座席に座ってたくさんの映画を鑑賞することですし、このような興味深い、面白くすばらしい方々とご一緒できるということで、大変うれしく思いました」と挨拶した。
オも「実はTIFFで審査員を務めるのは2度目なんですが、もっと日本映画を拝見したいという思いがありまして。この数年間、ちょっと日本映画(のトレンド)に追いついていないところがあったんです。もちろん、今回はインターナショナルのコンペということですが、いろいろな映画を楽しみたいと思います。また先ほど、審査委員長のデ・ヒーアさんがおっしゃったように、映画館で作品を見ることが大好きなので、それができることもうれしいですし、わたし自身、日本食が大好きです。昨日は雨でしたが、またこの10月の気候を楽しみたい」と意気込む。
さらにムーアも「今回のお話をいただいて、大変に驚きました。カラリストとして、この映画祭の審査員としてご招待いただくことは、とてもまれなことだと思っています。わたしは東京で暮らすようになってから、2年ほど経過しているんですけれども、本当にすてきなサプライズでした。またわたしと同じような仕事をしている方にとっても、この映画祭の場に、わたしが審査員として立てること。とても誇りに思っております」とほほ笑んだ。
また、渡辺は「普段はあっちに行ったり、こっちに行ったりしながら、自分が参加する作品の撮影に飛び回ったりしているわけですが、そうすると、大好きだった映画館に行く時間がなくなってしまって。もちろん忙しいことは大事なことなんですが、映画館に行きたいな、ということを考えたりしています。だから今回はたっぷり。15本の作品を拝見して、余力があれば、ほかの部門の作品も拝見できるということにワクワクしながら。その間に審査を進めていくことになるわけですが、できるだけ誠実に魅力のある作品たちと出合いたいなと思いますし、わたしが今年関わった作品が、今後、映画祭が終わったあとに、またどこで上映されるのか、どんな方と出会っていくのかなと未来を楽しみにしています。でも……やっぱり緊張しますよね。がんばります」と語った。
ローも「私も今回、この話をいただいて、とてもワクワクしています。先ほど、皆さんがおっしゃったことに同意するわけですが。この映画祭の期間中、ずっと映画を鑑賞できるということ。今の時代というのは、独創的なオリジナルなストーリーテリングのたまものであると思います。それを楽しみたいと思いますし、この10日間を、本当にこのすばらしい人たちと一緒に楽しみたいと思います」と意気込んだ。
東京国際映画祭が、今年から国際映画製作者連盟により世界トップクラスの影響力を持つ「A フェスティバル」に認定されたことについて質問を受けたデ・ヒーアは「東京に関しては、この映画祭に関わっていらっしゃる方、参加される方は、常にAクラスであったと感じられている方は多かったと思います。だから正式にAフェスティバルに任命されたといってもそれほど違いはないと思いますが。ただ正式にカテゴリーがつけられることによって、映画祭で入手可能な作品、映画の品質に関わってくると思いますので。そういう意味では、公式にカテゴリー化されたのはいいことだと思いますが、今までずっとこの映画祭がそのレベルだったと思っています」と語った。
また昨日は、大雨の中でのレッドカーペットイベントとなったが、審査員からも口々に「昨日の濡れたレッドカーペット」「雨の中、がんばって働いているスタッフ」について口々に語られるなど、その印象は強かったようだ。
第39回東京国際映画祭は11月4日まで、日比谷・有楽町・丸の内・銀座地区で開催。
<コンペティション>(全15本)
『
妖怪、化物をひろう』(台湾、日本/池田暁監督)
『
問題だらけの花嫁』(フランス、バングラデシュ、ポルトガル、ノルウェー、ドイツ/ルバイヤット・ホセイン監督)
『
ふたつの自由』(チリ、アルゼンチン、ルクセンブルク、ドイツ、イギリス/リサンドロ・アロンソ監督)
『
地獄が来たとしても』(イタリア/サムエレ・ロッシ監督)
『
腹喜(フーシー) 四つの饗宴奇譚』(香港、台湾、日本、サウジアラビア、カタール/チウ・ジョンジョン監督)
『
ヘイゼル85』(ベルギー、オランダ、ドイツ/テオドラ・アナ・ミハイ監督)
『
過怠』(日本/山本英監督)
『
魔法の星図』(シンガポール/スン・シュン監督)
『
獄中の記憶』(ポルトガル/セルジオ・グラシアーノ監督)
『
ふたりを結ぶ夜』(フランス、香港/ワン・ジャンヨン監督)
『
夜明け前の赤』(インドネシア/ガリン・ヌグロホ監督)
『
妹兄とマンホールの蓋』(北マケドニア、ブルガリア、セルビア、アルバニア、イタリア、イギリス/ミルチョ・マンチェフスキ監督)
『
木々は見ている』(トルコ/バフマン・ゴバディ監督)
『
男ともだち』(日本/三島有紀子監督)
『
今日が終わるまで』(セルビア、ブルガリア、スロベニア、モンテネグロ、クロアチア、ドイツ/イェレナ・マクシモヴィッチ監督)