〜映画の力で難民の声を世界へ。世界で喝采を浴びた短編映画がTIFFに登場〜
東京国際映画祭(以下、TIFF)は、株式会社ユニクロが創設パートナーとして支援している「難民映画基金(Displacement Film Fund / DFF)」によって作られた5本の短編映画を、本年10月26日から開催される第39回東京国際映画祭において、日本初上映(ジャパン・プレミア)することを決定いたしました。

難民映画基金は、2025年の第54回ロッテルダム国際映画祭において、俳優、プロデューサーであり、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)親善大使を務めるケイト・ブランシェット氏とロッテルダム国際映画祭のヒューバート・バルス基金により共同で創設が発表されました。本基金は、避難を余儀なくされた映画制作者、または避難民としての経験を描いた実績のある映画制作者の活動を支援・助成することを目的としており、第1弾として国際映画祭で評価の高い気鋭の映画監督たち5名、すなわちマリナ・エル・ゴルバチ(ウクライナ)、モ・ハラウェ(ソマリア・オーストリア)、ハサン・カッタン(シリア)、モハマド・ラスロフ(イラン)、シャフルバヌ・サダト(アフガニスタン)への支援を決定していました。今回上映されるその監督たちによる短編作品は、今年1月の第55回ロッテルダム国際映画祭で世界初上映され、観客から大きな拍手と熱い声援を集めた話題作です。その反響を受け、同基金による支援は第2弾の実施も発表されています。
なお、今回の5人の監督の中でマリナ・エル・ゴルバチ監督は『クロンダイク』(劇場公開題名『世界が引き裂かれる時』)が2022年のTIFFワールド・フォーカス部門で、モハマド・ラスロフ監督は『悪は存在せず』が2020年のTIFFワールド・フォーカス部門でそれぞれ上映されています。
人道危機による人の移動や避難が世界的に大きな課題となる中、TIFFも同基金の訴える「映画の力で難民の声を世界へ」の趣旨に賛同し、これらの作品の上映を通じて、難民問題への理解と関心を深めるきっかけを創出し、映画祭としての社会的意義を果たしていきます。
今回の発表は、日本が「カントリー・オブ・オナー」となっているカンヌ国際映画祭で18日に行われた同基金による発表に続くもので、ケイト・ブランシェットが参加したこの会見では、助成を受ける次の5人の映画監督が発表されました。この5人の監督の中には、昨年のTIFFで『パレスチナ36』で東京グランプリを受賞したアンマリー・ジャシル監督や、同じく昨年のTIFFで『私たちは森の果実』が審査委員特別賞を受賞したリティー・パン監督などが名を連ねています。
(今回のTIFFでの上映は下記の第1弾の5作品のみとなります)
■難民映画基金支援5作品
『Allies in Exile』(40分 / イギリス、シリア)
監督:ハサン・カッタン

14年間にわたり戦争と制作の日々を歩んだシリア出身の作家たちが、イギリスの亡命希望者施設での日常を記録 。撮影という行為が生き延びるための手段へと変わる過程を映し出します。
『Rotation』(12分 / ウクライナ、トルコ)
監督:マリナ・エル・ゴルバチ

市民生活から兵役へと日常が一変した若いウクライナ女性が、催眠療法の儀式を通じて、現実に対応しようとする姿を描きます。
『Sense of Water』(39分 / イラン、ドイツ)
監督:モハマド・ラスロフ

亡命先で異国の言葉と対峙するイラン人作家が、再び書く力を手にするため、記憶と忘却、失われた言語と新たな言語の間を往来する心の旅路。
『Super Afghan Gym』(14分 / ドイツ)
監督:シャフルバヌ・サダト

カブール中心部のジムで、女性のみが利用できる限られた時間に集まった主婦たちが、トレーニングに励みながら理想の体型や日常を語り合います。
『Whispers of a Burning Scent』(28分 / ソマリア、オーストリア、ドイツ)
監督:モ・ハラウェ

裁判と結婚式での演奏を控えた寡黙な男が、私生活を衆目にさらされ、献身と尊厳、喪失の狭間で揺れ動く内面を静かに見つめます。
■東京国際映画祭プログラミング・ディレクター市山尚三コメント
難民映画基金の支援を受けた5本の作品を東京国際映画祭で上映できることを非常に嬉しく思います。このプロジェクトは、現在の不安定な政治状況の中、極めて重要な問題を提起するものです。そして、才能ある監督たちによって生み出された5本の作品は、様々な意味で映画的な冒険にあふれ、驚きに満ちています。この多様な作品たちが日本の観客にどのように受け入れられるか、今から楽しみです。
■難民映画基金(Displacement Film Fund)とは

「難民映画基金」は、避難を余儀なくされた映画制作者、または避難民としての経験を描いた実績のある映画制作者の活動を支援・助成するために設立されました。2025年の第54回ロッテルダム国際映画祭(IFFR)において、俳優、プロデューサー、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)親善大使であるケイト・ブランシェット氏が発表し、マスターマインド、ユニクロ、ドローム・エン・ダード、タマーファミリー財団、アマホロ連合が創設パートナーとして名を連ねています。ヒューバート・バルス基金を運営パートナー、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)を戦略パートナーとし、短編映画への助成制度を開始。さらに、第55回ロッテルダム国際映画祭において、新たな主要パートナーとしてアールティ・ロヒア氏およびSPロヒア財団が加わることが発表されました。両者はパイロットイヤーの成功を受け、同基金への支援を約束しています。
www.uniqlo.com/jp/ja/special-feature/sustainability/displacement-film-fund
〜映画の力で難民の声を世界へ。世界で喝采を浴びた短編映画がTIFFに登場〜
東京国際映画祭(以下、TIFF)は、株式会社ユニクロが創設パートナーとして支援している「難民映画基金(Displacement Film Fund / DFF)」によって作られた5本の短編映画を、本年10月26日から開催される第39回東京国際映画祭において、日本初上映(ジャパン・プレミア)することを決定いたしました。

難民映画基金は、2025年の第54回ロッテルダム国際映画祭において、俳優、プロデューサーであり、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)親善大使を務めるケイト・ブランシェット氏とロッテルダム国際映画祭のヒューバート・バルス基金により共同で創設が発表されました。本基金は、避難を余儀なくされた映画制作者、または避難民としての経験を描いた実績のある映画制作者の活動を支援・助成することを目的としており、第1弾として国際映画祭で評価の高い気鋭の映画監督たち5名、すなわちマリナ・エル・ゴルバチ(ウクライナ)、モ・ハラウェ(ソマリア・オーストリア)、ハサン・カッタン(シリア)、モハマド・ラスロフ(イラン)、シャフルバヌ・サダト(アフガニスタン)への支援を決定していました。今回上映されるその監督たちによる短編作品は、今年1月の第55回ロッテルダム国際映画祭で世界初上映され、観客から大きな拍手と熱い声援を集めた話題作です。その反響を受け、同基金による支援は第2弾の実施も発表されています。
なお、今回の5人の監督の中でマリナ・エル・ゴルバチ監督は『クロンダイク』(劇場公開題名『世界が引き裂かれる時』)が2022年のTIFFワールド・フォーカス部門で、モハマド・ラスロフ監督は『悪は存在せず』が2020年のTIFFワールド・フォーカス部門でそれぞれ上映されています。
人道危機による人の移動や避難が世界的に大きな課題となる中、TIFFも同基金の訴える「映画の力で難民の声を世界へ」の趣旨に賛同し、これらの作品の上映を通じて、難民問題への理解と関心を深めるきっかけを創出し、映画祭としての社会的意義を果たしていきます。
今回の発表は、日本が「カントリー・オブ・オナー」となっているカンヌ国際映画祭で18日に行われた同基金による発表に続くもので、ケイト・ブランシェットが参加したこの会見では、助成を受ける次の5人の映画監督が発表されました。この5人の監督の中には、昨年のTIFFで『パレスチナ36』で東京グランプリを受賞したアンマリー・ジャシル監督や、同じく昨年のTIFFで『私たちは森の果実』が審査委員特別賞を受賞したリティー・パン監督などが名を連ねています。
(今回のTIFFでの上映は下記の第1弾の5作品のみとなります)
■難民映画基金支援5作品
『Allies in Exile』(40分 / イギリス、シリア)
監督:ハサン・カッタン

14年間にわたり戦争と制作の日々を歩んだシリア出身の作家たちが、イギリスの亡命希望者施設での日常を記録 。撮影という行為が生き延びるための手段へと変わる過程を映し出します。
『Rotation』(12分 / ウクライナ、トルコ)
監督:マリナ・エル・ゴルバチ

市民生活から兵役へと日常が一変した若いウクライナ女性が、催眠療法の儀式を通じて、現実に対応しようとする姿を描きます。
『Sense of Water』(39分 / イラン、ドイツ)
監督:モハマド・ラスロフ

亡命先で異国の言葉と対峙するイラン人作家が、再び書く力を手にするため、記憶と忘却、失われた言語と新たな言語の間を往来する心の旅路。
『Super Afghan Gym』(14分 / ドイツ)
監督:シャフルバヌ・サダト

カブール中心部のジムで、女性のみが利用できる限られた時間に集まった主婦たちが、トレーニングに励みながら理想の体型や日常を語り合います。
『Whispers of a Burning Scent』(28分 / ソマリア、オーストリア、ドイツ)
監督:モ・ハラウェ

裁判と結婚式での演奏を控えた寡黙な男が、私生活を衆目にさらされ、献身と尊厳、喪失の狭間で揺れ動く内面を静かに見つめます。
■東京国際映画祭プログラミング・ディレクター市山尚三コメント
難民映画基金の支援を受けた5本の作品を東京国際映画祭で上映できることを非常に嬉しく思います。このプロジェクトは、現在の不安定な政治状況の中、極めて重要な問題を提起するものです。そして、才能ある監督たちによって生み出された5本の作品は、様々な意味で映画的な冒険にあふれ、驚きに満ちています。この多様な作品たちが日本の観客にどのように受け入れられるか、今から楽しみです。
■難民映画基金(Displacement Film Fund)とは

「難民映画基金」は、避難を余儀なくされた映画制作者、または避難民としての経験を描いた実績のある映画制作者の活動を支援・助成するために設立されました。2025年の第54回ロッテルダム国際映画祭(IFFR)において、俳優、プロデューサー、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)親善大使であるケイト・ブランシェット氏が発表し、マスターマインド、ユニクロ、ドローム・エン・ダード、タマーファミリー財団、アマホロ連合が創設パートナーとして名を連ねています。ヒューバート・バルス基金を運営パートナー、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)を戦略パートナーとし、短編映画への助成制度を開始。さらに、第55回ロッテルダム国際映画祭において、新たな主要パートナーとしてアールティ・ロヒア氏およびSPロヒア財団が加わることが発表されました。両者はパイロットイヤーの成功を受け、同基金への支援を約束しています。
www.uniqlo.com/jp/ja/special-feature/sustainability/displacement-film-fund